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ことば

 元気の良すぎる子どもと母親。国立小学校受験を目指しているのだろう、周囲を気にせず元気な声で国語のお勉強。電車にて。

 子どもの発想力というのは計り知れない。思いもよらない擬音語、擬態語を口にする彼(推定5歳)。これであたしと同じ年齢ならかなりの感性を持っていると言えるだろう。

 しかし、大人はその個性をステイタスのためにつみ取ろうとする。いや、もしかすると人と同じであるためか。「そうじゃないでしょ、“パチパチ”でしょ?」いい学校へ入れるため、既成概念の檻に子どもを押し込む。

 みんながみんな同じ感覚であることが良いことなのだろうか。子どものためと言いながら、なんだか親のエゴを押しつけているだけのように思う。

 子どもには言葉を「教え込む」べきではない。柔軟な感覚を無理にかたくするなんて、もったいない。もっとたくさんの言葉を与え、「感じさせる」べきではないだろうか。

 とらわれていてはいけない。自由になれ。

 笑われたっていいんだよ。
 自分を創れ。
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